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アーキグラムとは?

あーきぐらむ

アーキグラムは1960年代イギリスで活動した前衛建築家グループで、テクノロジーとポップカルチャーを融合させたラジカルなビジョンによって現代建築の想像力に多大な影響を与えました。

アーキグラム(Archigram)は、1960年代中心ロンドンを拠点に活動したイギリスの前衛建築家グループです。ピーター・クック、ウォーレン・チャーク、デニス・クロンプトン、デイヴィッド・グリーン、ロン・ヘロン、マイケル・ウェブの6名が中心メンバーで、同名の建築アート誌「アーキグラム」を発行することから活動が始まりました。

彼らの建築思想は、当時の近代主義建築の硬直した機能主義を批判し、テクノロジー・消費社会・宇宙時代のポップカルチャーを大胆に取り込んだものでした。建築を固定した構造ではなく、柔軟に拡張・移動・交換可能なシステムとして捉えた点が革命的でした。

代表的な提案・コンセプトは以下の通りです。

  • 「プラグイン・シティ」(ピーター・クック):住居ユニットをインフラに差し込む巨大都市構造
  • 「ウォーキング・シティ」(ロン・ヘロン):脚を持ち移動する巨大な都市マシン
  • 「インスタント・シティ」:飛行船で運ばれ即席の都市機能を提供するシステム
  • 「クッション・ルーム」:空気圧式の変形可能な居住空間

実際に建設された作品はほとんどありませんが、そのドローイングとコンセプトはレンゾ・ピアノやリチャード・ロジャーズのハイテク建築、さらにはデジタル時代の建築思想へと引き継がれ、現代建築の源流のひとつとなっています。

使い方・例文

「このデザインはアーキグラムのプラグイン・シティを彷彿とさせる、モジュール交換と拡張性を最優先した思想が貫かれている」のように、テクノロジー志向の前衛的建築思想を語る際に言及されます。

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