アンナ・アフマートヴァとは?
あんなあふまーとう゛ぁ
アンナ・アフマートヴァは20世紀ロシアを代表する詩人で、スターリン体制下の抑圧と悲劇を詩に刻みつけた「ロシア詩の女王」とも称される存在です。
アンナ・アフマートヴァ(1889年〜1966年)はロシア(ソビエト連邦)を代表する詩人のひとりです。本名はアンナ・アンドレーエヴナ・ゴレンコで、ペテルブルク郊外に生まれました。アクメイズム(象徴主義への反動として生まれた詩の流派)の主要な詩人として知られ、グミリョフとともにその運動の中心人物でした。
初期の詩集『夕べ』(1912年)『数珠』(1914年)などは、個人的な感情・愛・喪失を凝縮した言語で描いた作品として高く評価されました。しかし、ソビエト政権成立後は活動が大幅に制限され、長い沈黙の時期を強いられました。
最も重要な作品とされるのは、スターリン大粛清(1930年代)の恐怖を描いた連作詩『レクイエム』です。息子が逮捕され、自身も監視される状況の中で書き続けられたこの詩は、数十年間にわたって発表を禁じられ、知人たちが暗記して伝えるという形で命脈を保ちました。公式に出版されたのはソ連崩壊後のことです。
晩年には国際的な評価が高まり、1964年にはイタリアのエトナ=タオルミナ賞を受賞しました。時代の証人として、苦難の中で言葉の力を守り続けた詩人として今日も世界中で読まれています。
使い方・例文
ロシア文学やソ連時代の文化抑圧を扱う文脈において「アフマートヴァの『レクイエム』はスターリン体制の恐怖を詩で記録した」という形で言及されます。
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