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アルバート・セービンとは?

あるばーとせーびん

ルバート・セービンは、経口投与できる生ポリオワクチン(セービンワクチン)を開発したアメリカの医学者です。

ルバート・セービン(1906〜1993)は、ポーランド出身でアメリカで活動したウイルス学者・医学研究者です。シンシナティ大学などで研究に従事し、ポリオ(脊髄性小児麻痺)の予防法の確立に生涯を捧げました。

セービンの最大の業績は、弱毒化生ポリオワクチン(経口ポリオワクチン)の開発です。ポリオウイルスを人工的に弱毒化し、口から飲む形式で接種できるワクチンを作り上げました。このワクチンは「セービンワクチン」または「OPV(Oral Polio Vaccine)」と呼ばれ、1950年代後半から60年代にかけて世界各国で使用されました。

セービンワクチンは、同時期に開発されたソーク(Salk)の不活化注射ワクチンと比較して以下の利点を持ちます。

  • 注射不要で経口投与できるため普及が容易
  • 腸管免疫を誘導し、ウイルスの感染・排出を抑制する
  • 集団免疫の形成に有利
  • 製造コストが比較的低い

セービンワクチンはソ連を含む世界各地での大規模な臨床試験を経て普及し、ポリオの劇的な減少に貢献しました。世界保健機関(WHO)のポリオ根絶キャンペーンでも中心的な役割を果たし、現在も多くの地域で使用されています。

なお、ごくまれに弱毒化したウイルスが変異してポリオを引き起こす可能性があることから、先進国では不活化ワクチン(IPV)に切り替える動きも進んでいます。

使い方・例文

ポリオ根絶の歴史を解説する場面や、ワクチンの種類(生ワクチンと不活化ワクチン)を説明する文脈でセービンの名前が出てきます。

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