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アルチーデ・デ・ガスペリとは?

あるちーでがすぺり

アルチーデ・デ・ガスペリは、第二次世界大戦後のイタリアを民主主義国家として再建したキリスト教民主党の指導者であり、ヨーロッパ統合の父の一人です。

アルチーデ・デ・ガスペリ(Alcide De Gasperi、1881〜1954年)は、イタリア政治家で、キリスト教民主党(DC)の創設メンバーとして戦後イタリアの政治基盤を築いた人物です。1945年から1953年にかけ首相を務め、戦後イタリア史上最も長期にわたって政権を担いました。

オーストリア=ハンガリー帝国領だったトレンティーノ地方出身のデ・ガスペリは、若くしてカトリック系の政治活動に入り、ファシスト政権期にはヴァチカン図書館に身を潜めて難局を乗り越えました。戦後の首相として、以下の政策を主導しました。

  • 1946年の国民投票による王政廃止・共和国宣言を受けた新憲法体制の確立
  • マーシャル・プランを活用した経済復興と「イタリアの奇跡」の土台づくり
  • NATOへの加盟(1949年)による西側陣営への帰属明確化
  • シューマン・プラン支持など欧州統合の推進

デ・ガスペリはコンラート・アデナウアー(西ドイツ)、ロベール・シューマン(フランス)と並んで「ヨーロッパ統合の父」の一人に数えられており、その国際的評価は今日のEU史においても非常に高いものがあります。2024年には福者列福の手続きが進められるなど、カトリック教会でも高く敬われています。

使い方・例文

戦後ヨーロッパの復興史や欧州統合の起源を扱う文脈で、シューマンやアデナウアーとともに必ず言及される人物です。

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