アリ・ジャワンとは?
ありじゃわん
アリ・ジャワンは、イラン系アメリカ人の電気工学者で、量子カスケードレーザーの発明に貢献した半導体光工学の第一人者です。
アリ・ジャワン(Ali Javan、1926〜2016年)は、イランのテヘラン生まれの物理学者・電気工学者です。テヘラン大学で学んだ後、アメリカのコロンビア大学でチャールズ・タウンズのもとに師事し、メーザー・レーザー研究の最前線に身を置きました。
ジャワンの最大の業績は、1960年にウィリアム・ベネット、ドナルド・ハリオットとともに世界初のガスレーザー(ヘリウム‐ネオンレーザー)を実現したことです。このレーザーは連続発振が可能な最初のレーザーであり、光通信・計測・医療・情報処理など無数の応用分野に道を開いた画期的な発明でした。
その後もジャワンはマサチューセッツ工科大学(MIT)の教授として長年にわたり研究を続け、以下のような分野で重要な成果を上げました。
- レーザー分光学の基礎確立
- 原子・分子の精密計測
- 光周波数の精密測定技術の発展
ジャワンはフランクリン研究所のスチュアート・バランタイン賞をはじめ多数の賞を受賞しており、現代レーザー科学の礎を築いた研究者として高く評価されています。また、イラン系アメリカ人科学者として後進の模範となり、科学教育・国際交流にも力を注ぎました。
使い方・例文
レーザーの歴史を解説する文章や講義の中で、「世界初の連続発振ガスレーザーを作った人物」としてアリ・ジャワンの名が登場します。
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