アファーマティブとは?
あふぁーまてぃぶ
アファーマティブとは「肯定的な」「積極的な」を意味する形容詞で、社会政策の文脈では差別是正のための積極的優遇措置を指します。
アファーマティブ(affirmative)は英語で「肯定的な」「是認する」「積極的な」を意味する形容詞です。日常的な英語では「yes」に相当する返答として使われますが、日本語で「アファーマティブ」というときは主にアファーマティブ・アクション(affirmative action)の略称として使われることが多いです。
アファーマティブ・アクションとは、歴史的な差別や不平等によって不利な立場に置かれてきた集団に対し、就職・教育・契約などの機会において積極的に優遇措置を講じる政策です。アメリカでは公民権運動を経た1960年代以降に連邦政府の政策として導入され、人種・性別・民族などを考慮した採用・入学選考が行われてきました。
この政策をめぐる主な論点は以下のとおりです。
- 肯定側の主張:過去の差別の是正・多様性の促進・格差縮小に有効
- 否定側の主張:逆差別を生む・能力主義に反する・受益者の自尊心を傷つける
- 法的議論:アメリカでは大学入試での人種考慮を違憲とする最高裁判決(2023年)が出るなど、制度の見直しが続いている
日本でも女性管理職比率の目標設定や障害者雇用促進法など、類似した積極的優遇策が存在します。社会的公正・多様性・包摂性の議論に欠かせない概念です。
使い方・例文
企業がアファーマティブ・アクションの一環として女性役員の比率目標を設定し、採用・登用の際に積極的に女性候補者を評価する取り組みが各国で広がっています。
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