本文へスキップ

ええじゃないかとは?

えじゃないか

「ええじゃないか」とは、江戸時代末期(幕末)に各地で起きた民衆による熱狂的な集団騒擾で、お守りが降ってきたとして人々が踊り狂った社会現象です。

「ええじゃないか」は、1867年(慶応3年)ごろから始まり、翌1868年の明治維新直前にかけて、東海・近畿・四国などを中心日本各地で起きた民衆による集団的な熱狂現象です。伊勢神宮などのお札(お守り)が空から降ってくるという「お札降り」をきっかけに、人々が「ええじゃないか、ええじゃないか」と叫びながら昼夜を問わず踊り狂いました。

この現象が起きた背景には、幕末の社会的不安があります。外国船の来航による開国、物価の高騰、幕府の弱体化などが続く中で、民衆の間には将来への不安と現状への不満が渦巻いていました。お札降りに端を発した「ええじゃないか」の騒ぎは、そうした閉塞感を爆発させる「民衆の解放」の場として機能したと考えられています。

「ええじゃないか」の性格については、歴史学者の間でさまざまな解釈があります。

  • 民衆の自然発生的な熱狂・宗教的興奮という見方
  • 倒幕勢力(尊王攘夷派)が政治的混乱を煽るために意図的に仕掛けた運動という見方
  • 民衆による旧体制への抵抗・反乱の一形態という見方

騒ぎは明治維新後に自然に収束しましたが、「ええじゃないか」は幕末の社会状況を象徴する出来事として日本史上に記録されており、歴史小説や映画・舞台でも取り上げられることがあります。

使い方・例文

「ええじゃないか」は幕末の混乱期に民衆が踊り狂った現象として知られており、日本史の授業や幕末を題材にした作品でよく登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語