為替とは?現金を使わずお金を動かすしくみをわかりやすく解説
公開 2026年7月17日
この記事は 「為替とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。
為替とは
為替(かわせ)とは、現金を直接持ち運ばずに、帳簿上の記録や電子的な信号のやり取りだけでお金を移動させる決済・送金のしくみです。銀行振込や小切手による支払いが身近な例で、実際の紙幣や硬貨を輸送するコストやリスクを省くために発展してきました。
内国為替と外国為替
為替は大きく内国為替と外国為替の2種類に分けられます。
- 内国為替:同じ国の通貨の中で行われる送金・決済。銀行振込や口座振替がこれにあたります。
- 外国為替:異なる国の通貨を交換しながら行う送金・決済。海外旅行での両替や、企業が海外に代金を送る際に使います。
日常会話で単に「為替」という場合、外国為替を指すことが多く、ニュースで取り上げられる「為替相場」も外国為替の文脈です。
為替レートとは
外国為替では、2つの国の通貨を交換する際の比率が必要になります。これを為替レート(為替相場)といいます。たとえば「1ドル=150円」であれば、1米ドルを受け取るために150円を支払う必要があるという意味です。為替レートは需要と供給によって常に変動しており、世界中の外国為替市場(外為市場)で24時間取引が行われています。
円高・円安との関係
為替レートが変わると「円高」や「円安」という言葉が使われます。
- 円高:円の価値が上がり、より少ない円で同じ量の外貨を買えるようになった状態。たとえば1ドル=150円から1ドル=120円になると円高です。輸入品が安くなる一方、輸出企業の収益には逆風になります。
- 円安:円の価値が下がり、同じ外貨を買うためにより多くの円が必要になった状態。輸出企業には有利ですが、輸入コストが上がるため物価上昇につながりやすいです。
為替レートの変動は、国内の物価・企業業績・家計にも直接影響するため、経済ニュースでは常に注目されるテーマとなっています。