岐阜市とは?岐阜県の県庁所在地・長良川の鵜飼いと織田信長ゆかりの城下町
公開 2026年7月23日
岐阜市とは
岐阜市(ぎふし)は、岐阜県の県庁所在地であり、日本列島のほぼ中央に位置する内陸都市です。人口は約40万人で、岐阜県最大の都市として政治・経済・文化の中心を担っています。東海道新幹線が停車する岐阜羽島駅からも近く、名古屋市から電車で約20分という交通利便性の高さも特徴です。
長良川の鵜飼い
岐阜市を代表する風物詩が、長良川で行われる鵜飼い(うかい)です。鵜飼いとは、鵜匠(うしょう)が訓練したウミウを操り、篝火(かがりび)を頼りに鮎(あゆ)を捕らえる伝統漁法です。長良川の鵜飼いは1300年以上の歴史を持ち、現在も宮内庁式部職の「鵜匠」が国家公務員として従事する格式ある行事として知られています。毎年5月11日から10月15日にかけて行われ、国内外から多くの観光客が訪れます。
金華山と岐阜城
市街地の中心にそびえる金華山(きんかざん)は標高329メートルの岩山で、山頂には岐阜城(ぎふじょう)が建っています。岐阜城はもともと稲葉山城と呼ばれており、斎藤道三が居城とした難攻不落の山城として知られていました。現在の天守閣は1956年に再建されたもので、山頂からは濃尾平野(のうびへいや)を一望できます。ロープウェーで山頂付近まで登ることができるため、観光スポットとして人気を集めています。
織田信長ゆかりの地
岐阜市は織田信長(おだ のぶなが)と深い縁を持つ歴史都市です。1567年、信長は稲葉山城を攻略してこの地を平定し、城と城下町の名を「岐阜」と改めました。「岐阜」という名は中国の故事にちなんで信長自身が命名したとされています。信長はここを拠点に天下統一を目指した「天下布武(てんかふぶ)」の政策を推し進め、楽市楽座(らくいちらくざ)の制度を広めるなど、経済政策にも力を注ぎました。市内には岐阜公園や信長居館跡など、信長ゆかりのスポットが数多く残っています。
産業と現代の岐阜市
岐阜市の産業では、古くから繊維・アパレル業が盛んで、問屋街として知られる「岐阜繊維問屋街」は現在も全国的な商業拠点となっています。また、金属加工・機械製造などの製造業も市内各地に根づいています。近年は岐阜大学など複数の大学が立地する学術都市としての顔も持ち、若い世代が集まる活気ある都市として発展を続けています。