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ピラミッドとは?誰が何のために作った?構造や謎を解説

公開 2026年7月2日

この記事は 「ピラミッドとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

ピラミッドとは、底面が四角形などの多角形で、上に向かってすぼまり頂点に近づいていく巨大な建造物のことです。もっとも有名なのは古代エジプトの石造ピラミッドですが、世界各地に似た形の建造物が残されており、その目的や作り方には今もはっきりしていない点が多く残っています。

代表例はエジプト・ギザの三大ピラミッド

ピラミッドの代表格が、エジプトのギザに並ぶ三大ピラミッドです。もっとも大きいのはクフ王のピラミッドで、「大ピラミッド」とも呼ばれます。その隣にはクフ王の子とされるカフラー王、さらにメンカウラー王のピラミッドが並び、近くには人の頭とライオンの体を持つスフィンクスがあります。これらは紀元前2500年ごろ、古王国時代に築かれたと考えられています。

何のために作られたのか

エジプトのピラミッドは、一般に王(ファラオ)の墓として作られたと考えられています。古代エジプトでは死後の世界が重んじられ、王の遺体や副葬品をおさめ、王の魂が永遠に生き続けるための施設だったとする説が有力です。ただし、内部から王の遺体そのものが見つかっていない例もあり、墓以外の役割があったのではないかという議論も続いており、すべてがはっきり解明されているわけではありません。

大きさと構造

クフ王の大ピラミッドは、もとの高さがおよそ146メートル、底辺は一辺およそ230メートルもある巨大な建造物です。数百万個ともいわれる石灰岩などの石が積み上げられ、一つの石の重さは平均で数トンにおよびます。内部には王の間や大回廊と呼ばれる通路があり、精密に設計されていることがわかっています。長い年月で表面の化粧石がはがれ、高さも当初より少し低くなっています。

建設方法をめぐる諸説

これほど重い石を、大きな機械のない時代にどうやって高い位置まで運び積み上げたのかは、大きな謎の一つです。長い傾斜路(スロープ)を作って石をそりで引き上げたとする説や、らせん状の通路を使ったとする説などが提案されていますが、決定的な答えはまだ出ていません。近年は当時の記録や遺跡の調査から、多くの労働者が計画的に働いていたことが少しずつ明らかになっています。

エジプト以外のピラミッド

ピラミッド型の建造物はエジプトだけのものではありません。中央アメリカではマヤ文明やアステカ文明が階段状のピラミッドを築き、その頂上に神殿を設けて祭りの場としました。これらは墓というより宗教や儀式の中心だったと考えられています。このように、離れた地域で似た形が生まれた理由も、興味深い研究テーマとなっています。

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