SOSとは?
えすおーえす
SOSとは、船舶や航空機などが危機的状況に陥ったときに発する国際的な遭難信号で、「助けを求めている」ことを示す合図です。
SOSはモールス信号で「・・・ ─ ─ ─ ・・・」と表現される国際遭難信号です。覚えやすい3短・3長・3短の組み合わせから、無線通信が普及する以前の海難救助において世界共通の規格として採用されました。
SOSが正式に国際遭難信号として定められたのは1906年の国際無線電信条約(ベルリン条約)で、1908年から世界的に効力を持ちました。それ以前は各国が異なる信号を使っており、混乱が生じることもありました。よく「Save Our Ship(船を救え)」や「Save Our Souls(魂を救え)」の頭文字とされますが、これは後付けの語呂合わせであり、正確にはモールス符号として打ちやすい組み合わせとして選ばれた符号です。
無線技術の発展とともにSOSの使われ方も変化しました。現代の船舶・航空機ではGMDSS(全世界的海上遭難安全システム)やEPIRB(非常用位置指示無線標識)が普及し、モールス信号によるSOSの実用的な使用頻度は大幅に減りました。しかし日常語としては広く残っており、困窮状態や緊急事態を表す比喩として日本語でも定着しています。
- 海難・山岳遭難時の救助要請信号
- 映画・小説などでの危機を示す演出
- 日常会話での「助けてほしい」という比喩表現
現代では消防・警察・海上保安庁などへの緊急通報は専用の電話番号(119・110・118)が主流ですが、SOSという言葉は「緊急・救助」の象徴として今も広く使われています。
使い方・例文
「遭難した登山者がSOSのサインを地面に描いて救助を待った」「プロジェクトがピンチです、SOSです!」のように、実際の緊急信号としても、日常の比喩としても使われます。
この用語をシェア
最終更新: