モールス符号とは?
もーるすふごう
モールス符号とは、点(・)と線(-)の組み合わせで文字や数字を表す電信符号で、19世紀に発明されて以来、無線通信や緊急信号として世界中で使われてきました。
モールス符号(Morse code)は、短い信号(点:ドット)と長い信号(線:ダッシュ)を組み合わせて文字・数字・記号を表す電気通信用符号体系です。アメリカの画家・発明家サミュエル・モールスが、電信技師アルフレッド・ベイルとともに1830〜40年代に開発し、1844年にワシントンD.C.とボルチモア間での公開電信に初めて実用されました。
符号の構成原理は使用頻度の高い文字ほど短い符号を割り当てる点にあり、英語で最も多く使われる「E」は点一つ(・)で表されます。符号の基本単位は次のように定義されています。
- 点(ドット):1単位の長さ
- 線(ダッシュ):3単位の長さ
- 文字内の間隔:1単位
- 文字間の間隔:3単位
- 単語間の間隔:7単位
国際的な標準として「国際モールス符号」が定められており、無線電信・アマチュア無線・航空通信など広く利用されました。特に有名なのが遭難信号のSOS(・・・---・・・)で、1906年の国際条約で採用されています。現在の商業通信ではほぼ使われなくなりましたが、アマチュア無線や軍・航空分野では今も運用されており、日本では船舶通信士の資格試験にも含まれています。
使い方・例文
遭難信号SOSがモールス符号の代表例として広く知られています。映画や小説で懐中電灯を点滅させてメッセージを送る場面でも登場します。
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