Sigfoxとは?
しぐふぉっくす
Sigfoxとは、フランス発のIoT向け低消費電力広域無線通信(LPWA)ネットワークで、少量データを長距離・低コストで送受信することに特化した通信規格です。
Sigfoxは、フランスのSigfox社(2010年創業)が開発・提供するLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク技術です。IoTデバイスが少量のデータを広い範囲に送信するための通信基盤として設計されており、センサーや追跡デバイスなどバッテリー駆動の機器との相性が抜群です。
主な特徴として以下が挙げられます。
- 超低消費電力:コイン電池1個で数年間動作する機器設計が可能。
- 長距離通信:郊外・農村エリアでは30〜50km、都市部でも3〜10kmの通信圏をカバー。
- 小さなペイロード:1回のメッセージは最大12バイトと小さく、メーター検針・位置情報・警報など簡潔なデータに最適。
- 低コスト:モジュール単価・通信料金ともに低廉で、大規模IoT展開に適している。
使用する周波数帯はISMバンド(日本では920MHz帯)で、免許不要で利用できます。一方、双方向通信が限定的で大容量データ転送には向かない点が制約です。スマートメーター、物流トラッキング、農業センサー、廃棄物管理など多岐にわたる分野での導入事例があります。LoRaWANやNB-IoTと並ぶ代表的なLPWA規格の一つです。
使い方・例文
工場敷地内に設置した温度・湿度センサーのデータをSigfoxで1時間ごとに送信することで、電池交換なしに数年間の遠隔モニタリングが実現できます。
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