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韓信とは?

かんしん

韓信は中国の秦末・楚漢戦争期に活躍した将軍で、劉邦(漢の高祖)に仕えて数々の卓越した軍略で項羽との戦いを勝利に導いた「兵仙」と称される名将です。

韓信(かんしん、生没年諸説あり)は、中国の秦末から楚漢戦争期にかけて活躍した著名な軍事指導者です。出自は淮陰(現在の江蘇省)で、若い頃は貧しく苦労した生涯の前半期についても史書に様々な逸話が残されています。

はじめ項羽に仕えたものの重用されず、後に劉邦の陣営に転じました。軍師の蕭何や張良の推薦を得て大将軍に抜擢され、劉邦の西楚覇王・項羽との争い(楚漢戦争)において卓越した軍事才能を発揮しました。

韓信が指揮した主な作戦・戦いには次のようなものがあります。

  • 背水の陣(井陘の戦い)— 川を背に陣を張るという奇策で趙軍を壊滅させた戦い。「背水の陣」という故事の由来
  • 斉・燕の平定— 戦略的な外交と軍事の組み合わせによる広域制圧
  • 垓下の戦い— 項羽を包囲し楚漢戦争の決着をつけた最終決戦

これらの功績から「兵仙(用兵の仙人)」「神帥」と称えられ、中国史上最も優れた軍事家のひとりとして後世に語り継がれています。しかし、漢の天下統一後は謀反の疑いをかけられ、劉邦の妻・呂后によって誅殺されたと伝えられます。「功成り、名遂げても身は退けず」という悲劇的な末路も、歴史上の著名なエピソードです。

使い方・例文

「背水の陣という言葉は韓信の戦術に由来し、もう退けない状況で全力を尽くすことの比喩として現代でも日常的に使われる」というように、故事成語の説明として登場します。

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