震源断層とは?
しんげんだんそう
震源断層とは、地震を引き起こした際に実際にずれ動いた地下の断層面のことで、地震のエネルギー放出源となります。
震源断層(しんげんだんそう)とは、地震が発生した原因となる地下の断層面であり、その断層面が急激にすべったことで地震波が放射されます。地表の断層(活断層)と連続している場合もあれば、地下深部にのみ存在する場合もあります。
地震が発生すると、断層面上の破壊開始点を「震源(hypocenter)」と呼び、その真上の地表点を「震央(epicenter)」と言います。震源断層の規模は地震の大きさ(マグニチュード)と密接に関係しており、マグニチュードが1増えるたびに断層面積はおよそ10倍になるとされています。
震源断層の種類は断層の動き方によって分類されます。
- 横ずれ断層:水平方向に断層面がすべる(右横ずれ・左横ずれ)
- 逆断層:圧縮力によって一方の岩盤が他方の上に乗り上げる(海溝型地震に多い)
- 正断層:引張力によって断層面が垂直方向にずれる
地震後の余震分布・地殻変動データ・地震波解析(震源メカニズム解)などを総合することで震源断層の位置・大きさ・すべり量を推定します。この情報は津波予測や建物被害の評価、次の地震リスク評価において極めて重要です。
使い方・例文
大地震の後に「震源断層の長さは約100キロメートル、すべり量は最大5メートルと推定」といった発表が行われますが、これが地震の規模と揺れの分布を理解するための基礎データとなります。
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