電気機関車とは?
でんききかんしゃ
電気機関車とは、架線から電力を受け取って走行し、客車や貨車を牽引することを専門とする電動の機関車です。
電気機関車(でんききかんしゃ、略称:電機)は、架線(パンタグラフを通じて)や第三軌条から電力を受けて電動機(モーター)を駆動し、自走しながら客車・貨車・事業用車などを牽引するために設計された鉄道車両です。自ら旅客や貨物を積まず、牽引に特化している点で電車と区別されます。
電気機関車の主な特徴と利点は以下の通りです。
- 大きな牽引力を発揮でき、重量物の輸送や長編成列車に適している
- 燃料を搭載しないため排気ガスが出ず、トンネル内でも環境負荷が低い
- 電力回生ブレーキにより、制動時にエネルギーを電気として架線に戻せる
- 蒸気機関車やディーゼル機関車に比べてメンテナンスコストが低い
日本では電化路線の整備とともに発展し、かつては特急・急行列車の牽引も担いました。現在は主に貨物列車の牽引に使われており、JR貨物のEF210形・EH500形などが代表的な車両です。また、欧州では長距離旅客列車の牽引にも広く使われています。
直流電化路線用と交流電化路線用があり、日本では両対応の交直流型機関車も活躍しています。
使い方・例文
駅のホームに停車した長大な貨物列車の先頭には、力強い電気機関車が連結されていた。
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