陸遜とは?
りくそん
陸遜とは、中国三国時代の呉に仕えた名将・政治家で、夷陵の戦いで蜀漢の劉備率いる大軍を破ったことで知られる人物です。
陸遜(りくそん、183〜245年)は、中国三国時代の呉の将軍・政治家で、字(あざな)は伯言といいます。江蘇省の名門・陸氏の出身で、若くして孫権に仕え、その才能を高く評価されました。
陸遜が歴史に名をとどめる最大の功績は、221〜222年に起きた夷陵の戦いにおける指揮です。蜀漢の君主・劉備は、盟友関羽を殺した呉への復讐と荊州奪還を目的として大軍を率いて侵攻しました。これに対し、当初は消極的な持久戦に徹した陸遜は、敵軍が長期遠征で疲弊したところを見計らって火計を用い、劉備軍を大敗させました。この戦いは中国史上著名な大逆転勝利の一つとして語り継がれています。
また228年の石亭の戦いでも曹魏の大軍を撃退し、呉の安全を確保しました。軍事面だけでなく政治面でも活躍し、丞相(宰相に相当)の地位にまで昇りました。ただし晩年は孫権の後継者問題に巻き込まれ、孫権との関係が悪化して失意のうちに没したとされています。正史『三国志』では呉書に列伝が立てられており、演義(小説)でも知略に優れた人物として描かれています。
使い方・例文
「三国志の読み物やゲームで、夷陵の戦いの場面が登場すると、火計で劉備軍を破った呉の知将として陸遜の名が必ず出てきます。」
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