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長押とは?

なげし

長押とは、日本の伝統的な建築において、柱と柱の間を水平に渡す化粧材で、鴨居の上に位置する装飾的な木製部材です。

長押(なげし)とは、日本建築において柱と柱の間を水平につなぐように渡された木製の部材です。現代の建築では主に装飾的な意味合いが強くなっていますが、古くは壁の構造材として重要な役割を担っていました。

歴史的には、日本の寺社建築や書院造(しょいんづくり)において発達した部材です。平安時代には柱を水平方向に固定する構造材として機能していましたが、日本建築が進化するにつれて次第に装飾的な要素が強くなりました。

設置位置や用途により、いくつかの種類があります。

  • 鴨居長押(かもいなげし):鴨居の上に取り付けるもの
  • 内法長押(うちのりなげし):内部空間の柱に渡すもの
  • 腰長押(こしなげし):腰の高さに取り付けるもの
  • 土台長押(どだいなげし):床近くに設けるもの

現代住宅では和室の壁面に水平に取り付けられ、掛け軸・飾り棚・フックなどを引っ掛けるために活用されることが多いです。インテリアデザインの観点からも、和のテイストを演出する要素として取り入れられており、DIYで後付けする製品も市販されています。木材の種類や仕上げ方によって空間の格式感が変わる、日本建築ならではの意匠部材です。

使い方・例文

和室の長押にフックを取り付け、掛け軸や小物籠を飾ることで、日本らしい落ち着いた空間を演出できます。

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