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鉛蓄電池とは?

えんちくでんち

蓄電池とは、鉛と二酸化鉛を電極、希硫酸を電解液とした充放電が可能な二次電池です。

蓄電池なまりちくでんち、Lead-Acid Battery)とは、負極に海綿状の鉛(Pb)、正極に二酸化鉛(PbO₂)、電解液に希硫酸を用いた充放電可能な二次電池(蓄電池)です。1859年にフランスの科学者ガストン・プランテによって発明された、最も歴史の古い二次電池の一つです。

放電時の化学反応は、両極が硫酸鉛(PbSO₄)に変化しながら電気を取り出す反応であり、充電時はこの反応が逆方向に進んで元の状態に戻ります。電解液の希硫酸は充放電に伴って濃度が変化するため、比重を測定することで電池の充電状態(SOC)を把握できます。

鉛蓄電池の主な特徴は以下のとおりです。

  • 製造コストが低く、大容量化が容易
  • 過充電・過放電に対して比較的頑丈
  • 自己放電が比較的少なく、長期保存性がある
  • 重量エネルギー密度が低い(リチウムイオン電池の数分の一程度)

自動車のエンジン始動用バッテリー(SLIバッテリー)として最も広く普及しており、フォークリフト・無停電電源装置(UPS)・太陽光発電の蓄電システムなどにも使われています。使用済み鉛蓄電池は鉛・硫酸ともに高いリサイクル率(日本では95%以上)を誇り、資源循環の観点からも優れた電池といえます。

使い方・例文

自動車のエンジンルームに搭載された鉛蓄電池は、エンジン始動時のセルモーターに大電流を供給し、走行中はオルタネーター(発電機)から充電されて繰り返し使用されます。

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