配当政策とは?
はいとうせいさく
配当政策とは、企業が獲得した利益をどのような割合・方法で株主に配当として分配するかを決定する経営上の方針のことです。
配当政策とは、企業が稼いだ利益(純利益)を株主への配当金として支払うか、それとも内部留保として事業拡大に再投資するかを決める経営戦略の一環です。
配当の水準を決める主な指標には次のものがあります。
- 配当性向: 純利益に占める配当総額の割合
- 配当利回り: 株価に対する1株当たり配当額の比率
- DOE(株主資本配当率): 純資産に対する配当額の比率
代表的な配当政策のアプローチには、毎年一定額を維持する「安定配当政策」、業績に連動して増減させる「業績連動型」、配当性向を固定する「一定比率政策」などがあります。近年は自社株買いと組み合わせた総還元政策も増えています。
配当政策は株主の期待リターンや株価評価、企業の資金調達コストにも直接影響します。成長段階の企業は内部留保を優先する傾向がある一方、成熟企業は高い配当性向で株主還元を重視する傾向があります。投資家にとっては企業の財務健全性や将来見通しを読む重要なシグナルにもなります。
使い方・例文
例えば、ある企業が「配当性向40%・連続増配」を配当政策として掲げている場合、利益が増えるほど配当金も増え、株主への還元が高まります。長期投資家はこうした政策を重視して銘柄を選ぶことがあります。
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