選日とは?
せんじつ
選日とは、暦の上で特定の日の吉凶を占うために設けられた暦注のひとつで、一粒万倍日や不成就日などが代表例です。
選日(せんにち)とは、日本の暦(こよみ)において特定の日の運勢・吉凶を示す暦注のひとつです。六曜(大安・仏滅など)や十二直(建・除など)と並んで、日常の行動や行事の日取りを選ぶ際に参考にされてきた伝統的な指標です。
選日には多くの種類がありますが、代表的なものとして次が挙げられます。
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):わずかなものが何万倍にも増えると言われる吉日。種まき・開業・宝くじ購入などに縁起が良いとされる
- 不成就日(ふじょうじゅにち):何事も成就しないとされる凶日。契約・開業・引越しを避ける習慣がある
- 天赦日(てんしゃにち):百の神が天に昇り万物の罪を許す日とされる最上の吉日。年に数回しかない
- 三隣亡(さんりんぼう):建築・棟上げを忌む凶日で、近隣3軒まで火災が及ぶとされる
これらの選日は、干支(十干十二支)の組み合わせに基づいて算出されます。吉日と凶日が重なる場合もあり、どちらを優先するかは流派や個人の考え方によって異なります。
現代でも婚礼・開業・引越し・新規事業の開始など重要なイベントの日取りを決める際に参照する人は多く、スマートフォンのカレンダーアプリや手帳にも選日を表示するものがあります。伝統文化・民俗信仰の面からも研究される分野です。
使い方・例文
「新しいお店のオープン日は、選日の中でも縁起が良いとされる一粒万倍日と天赦日が重なる日を選んだ」のように、行事の日取り選びや暦・縁起の話題で登場します。
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