過誤推論とは?
かごすいろん
過誤推論とは、一見正しそうに見えるが実際には論理的に誤った結論を導く推論のことで、詭弁や誤謬とも呼ばれる議論の欠陥のことです。
過誤推論(Fallacious Reasoning / Fallacy)とは、推論の形式や前提に欠陥があるにもかかわらず、結論が正しいように見せかける議論の誤りのことです。論理学・哲学・修辞学において「誤謬(ごびゅう)」とも呼ばれます。
過誤推論は大きく二種類に分けられます。
- 形式的誤謬:論理の形式・構造そのものに欠陥がある。例として「前件肯定の誤り」や「後件否定の誤り」などがあります。
- 非形式的誤謬:論理の形式は正しく見えても、言語の曖昧さや心理的誤魔化しによって誤った結論を導くもの。
よく見られる具体的な過誤推論の例を挙げると以下の通りです。
- 藁人形論法:相手の主張を歪めて攻撃しやすくした上で反論する
- 権威に訴える誤謬:専門外の有名人や権威者の意見を根拠として使う
- 人身攻撃(ad hominem):主張ではなく主張者の人格を攻撃する
- 循環論法:結論を前提として含めた推論
- 滑り坂論法:一つの行為が必ず破滅的結果を招くと根拠なく主張する
過誤推論を見抜く力は批判的思考(クリティカル・シンキング)の基礎であり、政治討論・広告・SNS上の言論など日常的な場面での情報評価に役立ちます。
使い方・例文
「相手の意見の一部を誇張して反論するのは過誤推論の一種(藁人形論法)であり、議論の本質をすり替えてしまいます。」という文脈で使われます。
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