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車掌車とは?

しゃしょうしゃ

車掌車とは、鉄道の貨物列車の最後尾に連結され、車掌が乗務して列車の安全確認や後部監視を行うための専用の鉄道車両です。

車掌車(しゃしょうしゃ)は、主に貨物列車の最後尾に連結されていた専用の鉄道車両で、乗務員(車掌)が乗り込んで列車の後部から安全確認・信号確認・ブレーキ操作の補助などを行うために使われました。

車掌車の主な役割は以下の通りです。

  • 後部監視:列車後方の線路・踏切・信号などを確認し、異常を機関士に知らせる
  • ブレーキ補助:長大な貨物列車では後部からの制動補助が必要な場面があった
  • 車両状態の確認:走行中に後続車両の状態(荷崩れや発煙など)を監視する
  • 乗務員の休憩・業務スペース:長距離運用での乗務員の居場所を提供

日本では国鉄時代にヨ5000形・ヨ8000形などが広く使われていました。車内は狭いながらも椅子・ストーブ・ベッドなどが設けられており、長距離運用に対応していました。また車体後端には展望窓やデッキが設けられ、後方確認のための視界が確保されていました。

自動ブレーキ装置・無線通信・制御技術の進歩により、車掌車の必要性は次第に低下し、日本のJR移行後は貨物列車から車掌車の連結が廃止されました。現在は各地の鉄道博物館や保存鉄道で展示されているほか、公園などに静態保存されている車両も多く見られます。

使い方・例文

昭和時代の貨物列車の写真や鉄道模型、鉄道博物館の展示などで目にする機会があり、国鉄時代の鉄道文化を語る文脈でよく登場します。

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