赤崎勇とは?
あかさきいさむ
赤崎勇は青色発光ダイオード(青色LED)の実現に世界で初めて成功した日本の物理学者で、2014年にノーベル物理学賞を受賞しました。
赤崎勇(あかさき いさむ、1929〜2021年)は鹿児島県出身の物理学者です。京都大学で学んだ後、神戸工業、松下電器、名古屋大学、名城大学などで研究を続け、生涯を半導体研究に捧げました。
赤崎の研究テーマは窒化ガリウム(GaN)を用いた青色LED(発光ダイオード)の開発でした。赤色・緑色のLEDは1960年代から実用化されていましたが、白色光を作るために不可欠な青色LEDは長年「不可能」とさえいわれていました。
赤崎は名古屋大学で天野浩らとともに研究を重ね、1989年にp型窒化ガリウムの作製に世界で初めて成功します。これが青色LEDの実現につながり、やがて赤・緑・青の三原色がそろったことで高輝度・省エネの白色LED照明が生まれました。
この成果の意義は計り知れず、
- 電球や蛍光灯に比べ大幅に省エネな照明の普及
- 液晶テレビのバックライトやスマートフォン画面への応用
- 途上国での電力を必要とする照明技術の普及
といった社会変革をもたらしました。2014年、天野浩・中村修二とともにノーベル物理学賞を受賞しました。
使い方・例文
「赤崎勇らが開発した青色LEDは、省エネ照明の実現に革命をもたらしたとして、ノーベル賞委員会も『人類に最大の恩恵をもたらした発明』と称えた」というように使われます。
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