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角谷静夫とは?

かくたにしずお

角谷静夫は日本数学者で、「角谷の不動点定理」の証明によって数学・経済学・ゲーム理論に大きな影響を与えました。

角谷静夫(かくたに しずお、1911〜2004年)は、大阪府出身の数学者です。主にアメリカの大学で研究を行い、Yale大学教授として長年にわたって活躍しました。関数解析学・測度論確率論など幅広い分野で業績を残しています。

角谷の名を不朽のものにしたのは、1941年に発表した「角谷の不動点定理(Kakutani fixed-point theorem)」です。これはブラウアーの不動点定理を集合値写像(点ではなく集合を対応させる関数)に拡張したもので、数学的に厳密な形で定式化されています。

この定理は純粋数学の枠を超えて幅広く応用されています。

  • ゲーム理論:ジョン・ナッシュのナッシュ均衡の存在証明に用いられた
  • 経済学:一般均衡理論における均衡の存在証明
  • 最適化理論:様々な最適化問題の理論的基盤

角谷は数学の分野横断的な応用可能性を開いた業績により、経済学においても高く評価される数学者の一人です。その息子である角谷エリザベスは著名なジャーナリストであり、アメリカ社会でも「カクタニ」の姓は広く知られています。

使い方・例文

ゲーム理論や経済学の教科書でナッシュ均衡の存在を数学的に示す際、角谷の不動点定理が証明の核心として登場します。

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