親権とは?
しんけん
親権とは、未成年の子どもを養育・監護し、その財産を管理する権利と義務の総称で、父母が共同または単独で行使します。
親権(しんけん)とは、未成年の子どもに対して父母が持つ、養育・監護・財産管理などを行う権利と義務の総称です。日本の民法に規定されており、子どもの福祉を守ることを目的として設けられています。
親権の内容は大きく2つに分けられます。
- 身上監護権(監護権):子どもの生活・教育・居住を決定し、日常的に世話をする権利と義務。しつけや教育の方針を決める「教育権」も含まれます。
- 財産管理権:子どもが持つ財産を管理し、法律行為(契約など)に同意または代理する権利。
日本では婚姻中の父母は共同で親権を行使しますが、離婚の際には父または母のどちらか一方が「単独親権者」となることが民法上の原則でした。ただし、法改正の議論が続いており、共同親権を認める方向の制度見直しが検討・施行されています(2024年民法改正による共同親権導入)。
親権の行使に問題がある場合、家庭裁判所は「親権喪失」「親権停止」「管理権喪失」などを宣告できます。これは親権が子どもの利益のためのものであり、親の私的権利ではなく義務的な性格を持つことを示しています。
子どもの利益(子の福祉)を最優先に判断される点が親権制度の根幹であり、親権者の変更や監護者の指定なども家庭裁判所が判断します。
使い方・例文
離婚の際には、未成年の子どもの親権をどちらが持つかを協議・調停・審判によって決める必要があり、親権者となった方が日常的な養育を担います。
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