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西尾末広とは?

にしおすえひろ

西尾末広は戦前から戦後にかけて活躍した日本の労働運動家・政治家で、社会党右派の指導者として長く労働運動と議会政治に関わりました。

西尾末広(にしお すえひろ、1891〜1981年)は、神奈川県出身の労働運動家・政治家です。戦前から戦後を通じて日本の社会民主主義運動を牽引した人物として知られています。

若い頃から労働運動に身を投じ、大正期の普通選挙運動や労働組合運動に参加しました。1928年の普通選挙初実施に際して衆議院議員に当選し、以後、戦前・戦中の困難な時期も含めて政治活動を続けました。戦後は日本社会党の結成に参加し、長く党の右派(穏健な社会民主主義路線)を代表する指導者となりました。

政治家としての主な歩みは次のとおりです。

  • 片山哲内閣(1947〜48年)では官房長官を務め、戦後初の社会党中心内閣を支えた
  • 1959年に社会党を離党し、民主社会党(民社党)を結成、初代委員長に就任
  • 民社党を通じて労使協調路線・穏健な改革路線を推進した
  • 連合(旧同盟系労組)との連携を重視した政治活動を展開

西尾は共産主義とも右翼的権威主義とも距離を置く「第三の道」を追求し続けました。その政治姿勢は後の連合・民主党系の流れにも影響を与えており、日本の中道左派政治を語るうえで欠かせない人物です。

使い方・例文

「西尾末広は民社党の創設者として日本の中道左派の歴史に名を刻んでいる」「片山内閣での官房長官としての働きとあわせて語られることが多い」人物です。

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