虎舞とは?
とらまい
虎舞とは、虎を模した衣装をまとって舞う日本の民俗芸能で、東北地方を中心に祭礼や行事で継承されています。
虎舞(とらまい)は、虎の毛皮を模した衣装を身につけた舞い手が勇壮に舞う民俗芸能です。東北地方を中心に、岩手県・宮城県などの沿岸部や農村地帯で広く伝承されており、祭礼・年中行事・慶事の場で披露されます。
虎は古来より魔を払い、邪気を退ける霊獣として信仰されてきました。虎舞はその力にあやかり、豊漁・豊作・無病息災・厄除けを祈る奉納芸能として発展したとされています。舞いの様式は地域によって異なりますが、複数人で虎を演じて躍動感のある演技を行うものが多く、締太鼓や鉦(かね)の囃子に合わせて演じられます。
虎舞の主な特徴は以下のとおりです。
- 虎の毛皮を模した衣装と頭部の被り物による演出
- 跳躍・回転など躍動的な舞の動作
- 神社の祭礼や正月・豊漁祝いなどでの奉納
- 地域ごとに異なる囃子・振り付けの伝承
東日本大震災(2011年)では被災地の多くの保存団体が打撃を受けましたが、地域の絆を象徴する芸能として復興の旗印となり、各地で演技が再開されました。現在も保存会や学校などを通じた後継者育成が行われています。
使い方・例文
「秋祭りの行列で地元保存会による虎舞が披露され、沿道の観客から大きな拍手が送られた」のように使われます。
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