葉挿しとは?
はざし
葉挿しとは、植物の葉を1枚切り取って土や水に挿し、発根・発芽させることで新しい株を増やす園芸技術です。
葉挿し(はざし)とは、多肉植物や一部の草花・観葉植物において、葉を1枚単位で親株から切り離し、そこから根や新芽を出させて新しい個体を育てる繁殖方法です。挿し木の「葉版」とも言えますが、葉全体を使う点が特徴です。
葉挿しが可能な植物は、葉に十分な養分を蓄えるものが中心です。多肉植物ではエケベリア・グラプトペタルム・セダムなどが特によく成功します。セントポーリア(アフリカスミレ)やベゴニアなども葉挿しに向いています。
葉挿しの基本的な手順は以下の通りです。
- 健康な葉を根元から丁寧にねじって外す(切り口が残ると発根しにくい)
- 切り口を数日間乾燥させてカルスを形成させる
- 水はけのよい乾いた土の上に葉を置く(埋めずに置くだけでよい)
- 明るい日陰に置き、根が出てきたら少量の水やりを始める
- 小さな新芽が出たら元の葉が枯れるまで待ってから移植する
葉挿しの利点は、親株にダメージを与えずに多くの株を増やせる点です。1枚の葉から複数の芽が出ることもあります。ただし、発根・発芽には数週間から数か月かかることがあり、すべての葉が成功するわけではないため、複数枚を同時に試すことが推奨されます。
失敗の主な原因は過湿・切り口の傷み・極端な温度変化です。適切な管理を行えば、初心者でも比較的容易に取り組める繁殖方法です。
使い方・例文
エケベリアの下葉が落ちたとき、捨てずに土の上に並べておくと自然に発根することがあり、この現象を意図的に行うのが葉挿しです。
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