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萩大名とは?

はぎだいみょう

大名とは、落語の古典演目のひとつで、にわか仕込みの知識だけで茶道の作法をこなそうとする大名の失態を描いた滑稽噺です。

大名はぎだいみょう)は、上方落語・江戸落語両方に伝わる古典落語の演目です。茶の湯の席で恥をかくまいと付け焼き刃の知識を詰め込んだ大名が、実際の場でぼろを出していく様子を描いた滑稽噺(こっけいばなし)で、身分の高い人間の見栄と無知を笑いのめす庶民的な視点が特徴です。

あらすじは、茶の湯の会に招かれた大名が、事前に家臣から作法を教わります。しかし覚えるべきことが多すぎて混乱し、師匠役の家臣の言葉をそのままオウム返しにするだけになってしまいます。いざ茶会の席では、場の雰囲気や問いかけに対してすべて師匠から聞いたフレーズを繰り出すため、的外れな返答が続いて恥をさらすという展開です。

この噺の笑いのポイントは、

  • 大名という高貴な身分と無知・失態のギャップ
  • 付け焼き刃の知識が場の空気を読めずに暴発する様子
  • 侍言葉と茶道用語が混在する言葉遊び的なおかしさ

にあります。茶の湯文化が武家社会に浸透していた江戸時代の世相を反映した演目であり、現代でも落語会で定期的に上演される人気演目のひとつです。

使い方・例文

「落語の萩大名みたいに、にわか勉強だけで会議に臨んだら案の定ボロが出た」というように、付け焼き刃の知識で失敗する場面のたとえとして使われることもあります。

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