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荒木又右衛門とは?

あらきまたえもん

荒木又右衛門とは、江戸時代初期に活躍した剣客で、「鍵屋の辻の決闘」で兄弟の仇討ちを助けたことで有名な人物です。

荒木又右衛門(あらき またえもん、1598〜1638年)は、江戸時代初期の武士・剣客です。伊賀国現在三重県)の出身とされ、剣の達人として名高く、後に郡山藩(大和国、現在の奈良県)に仕えました。

又右衛門の名を後世に伝えたのは、1634年(寛永11年)に起きた「鍵屋の辻の決闘」です。これは、義弟の渡辺数馬が兄の仇・河合又五郎を討つために又右衛門が助太刀をした仇討ち事件です。伊賀国(現在の三重県)の鍵屋の辻で数馬・又右衛門らが又五郎一行と対決し、仇討ちを成功させました。

この決闘は後に「日本三大仇討ち」の一つとして語り継がれるようになり(他の二つは曽我兄弟の仇討ち・赤穂浪士の討ち入り)、歌舞伎・講談・浄瑠璃などの題材として繰り返し演じられました。又右衛門は「三十六人斬り」の豪傑として誇張された伝説も生まれましたが、これは後世の脚色であり史実とは異なります。

剣の流派は柳生新陰流を学んだとされ、その腕前は本物でしたが、現代に伝わる又右衛門像の多くは講談・演劇を通じて形成された英雄像です。

使い方・例文

講談や時代劇で「鍵屋の辻」が取り上げられる際、剣の達人として颯爽と仇討ちを助ける豪傑として荒木又右衛門が登場します。

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