自由貿易協定とは?
じゆうぼうえききょうてい
自由貿易協定とは、国家間で関税の撤廃・削減や貿易障壁の除去を取り決める条約で、FTAとも呼ばれます。
自由貿易協定(じゆうぼうえききょうてい、英語: Free Trade Agreement、略称: FTA)とは、2カ国以上の国・地域が相互に関税を撤廃・削減し、貿易・投資の自由化を図るために締結する国際条約です。モノだけでなく、サービスや知的財産権、投資ルールなども対象に含む包括的な協定も多くなっています。
FTAの主な目的と効果は以下のとおりです。
- 関税の削減・撤廃による輸出入コストの低下
- 貿易量・投資の拡大による経済成長の促進
- 企業の海外展開(サプライチェーン構築)の容易化
- 消費者への低価格商品の供給
FTAに関連する概念として、知的財産・投資・政府調達など幅広いルールを含む協定を経済連携協定(EPA)と呼びます。また、関税同盟(CU)はFTAに加えて域外共通関税も設定する、より統合度の高い形態です。
世界ではNAFTA(現USMCA)・EU・TPP(CPTPP)・RCEP・日EU・EPAなど数多くのFTAが発効しており、貿易の多くがFTA特恵税率を活用して行われています。日本も積極的にFTA・EPAを締結し、輸出産業の競争力強化と農業保護のバランスを図りながら交渉を進めています。
使い方・例文
日本とオーストラリアの間で締結された日豪EPAにより、牛肉や乳製品の関税が段階的に引き下げられ、輸入食料品の価格低下につながった事例が、自由貿易協定の典型的な効果として挙げられます。
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