聖餐とは?
せいさん
聖餐とは、キリスト教において最後の晩餐を記念してパンとぶどう酒(またはぶどう液)を共に受ける儀式で、イエス・キリストの体と血を象徴するとされる重要な礼典です。
聖餐(せいさん)とは、キリスト教の礼典(サクラメント)の一つで、イエス・キリストが十字架にかかる前夜に弟子たちと行った「最後の晩餐」を記念して、パンとぶどう酒(またはぶどう液)を信者が共に受ける儀式です。英語では「Holy Communion(聖体拝領)」「Eucharist(感謝の祭儀)」「Lord's Supper(主の晩餐)」などとも呼ばれます。
新約聖書によれば、イエスは晩餐の席でパンを裂いて「これはわたしの体だ」と言い、ぶどう酒の杯を「これはわたしの血だ」と言って弟子たちに与え、「わたしを記念するためにこれを行いなさい」と命じました。この記述をもとに、キリスト教会は聖餐を重要な礼典として守り続けてきました。
聖餐の解釈はキリスト教の宗派によって大きく異なります。
- カトリック:パンとぶどう酒がキリストの体と血に実体変化する「化体説(実体変化)」
- ルター派:パンとぶどう酒にキリストが「共存する」という共在説
- 改革派・カルヴァン派:霊的な臨在を認めるが実体変化は否定する立場
- バプテスト・多くのプロテスタント:記念・象徴として行う「記念説」
聖餐は単なる宗教的儀式にとどまらず、信者が共同体として結束し、キリストの救いの恵みに与ることを確認する場として、礼拝の中心的な位置を占めています。
使い方・例文
「礼拝の中で聖餐のパンとぶどう液を受け、イエス・キリストの犠牲を改めて覚えた」「カトリックの聖餐はミサの中心的な儀式であり、毎週日曜日に行われる」といった文脈で使われます。
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