粛宗 (朝鮮王)とは?
すくそうちょうせんおう
粛宗は朝鮮王朝第19代国王で、換局と呼ばれる大規模な党派入れ替えを繰り返し、激しい党争の時代を生きた王として知られています。
粛宗(숙종、1661〜1720年)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の第19代国王で、1674年から1720年まで約46年間在位しました。在位期間の長さで知られ、朝鮮王朝史の中でも重要な君主の一人とされています。
粛宗の治世は「換局(환국)」と呼ばれる政治的大転換が繰り返されたことで特徴づけられます。当時の朝鮮では西人・南人・老論・少論といった党派(朋党)の対立が激しく、粛宗はしばしば一方の党派を一気に退けて別の党派を登用するという政策を取りました。これにより政局は不安定となり、多くの官僚や学者が処罰・流配・処刑されました。
また、粛宗の治世は王妃をめぐる後継問題とも結びついており、張禧嬪(チャン・ヒビン)を寵愛したことに関連する政争は後世の小説や映像作品でも多く取り上げられています。
一方で、粛宗は領土・外交面でも積極的な姿勢を示し、間島や鬱陵島の領有問題に関して清との交渉を行いました。長い治世の中で朝鮮社会の制度整備にも取り組んだ君主として評価されています。
使い方・例文
「韓国の時代劇ドラマで粛宗が主人公の作品は多く、換局や張禧嬪との関係が物語の核心として描かれることが多い。」
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