篠田正浩とは?
しのだまさひろ
篠田正浩は、松竹ヌーベルバーグを代表する日本の映画監督で、前衛的な映像表現と日本の伝統美を融合させた作品で知られます。
篠田正浩(しのだ まさひろ)は1931年生まれの日本の映画監督です。大阪府出身で、早稲田大学を卒業後、松竹に入社。小津安二郎監督の助監督を務めた後、1960年代初頭に監督デビューし、大島渚や吉田喜重らとともに「松竹ヌーベルバーグ」と呼ばれる映画運動を牽引しました。
篠田監督の作品の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 日本の伝統芸能・文化を題材にした独自の映像美学
- 前衛的な映像表現と実験的な映画文法
- 西島大、岩下志麻(後に妻となる)などとの協力関係
- 文学作品の映像化における高い評価
代表作には、谷崎潤一郎原作の『細雪』(1983年)、島崎藤村の小説を原作とする『夜明け前』(1971年)、さらには能をテーマにした前衛作品『涸れた湖』などがあります。また、『東京オリンピック』(1965年)の記録映画部門にも参加しました。
国内外の映画祭で多数の賞を受賞し、日本映画の国際的な評価向上にも貢献した映画人として、日本映画史に重要な足跡を残しています。
使い方・例文
「篠田正浩監督の『細雪』は、谷崎文学の繊細な世界観を映像化した傑作として高く評価されている」のように、日本映画の文化的文脈を語る際に登場します。
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