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符号化レートとは?

ふごうかれーと

符号化レートとは、デジタル信号において元のデータビット数と送信される全ビット数の比率を表す値で、誤り訂正能力と伝送効率のバランスを示します。

符号化レート(code rate)とは、誤り訂正符号化を施したデジタル信号において、情報ビット数を総送信ビット数で割った比率のことです。たとえば符号化レートが1/2であれば、1ビットの情報を送るために2ビットを送ることを意味します。

符号化レートが低い(1/2、1/3など)ほど冗長ビットが多く、誤り訂正能力が高まりますが、その分伝送できる実際のデータ量が減ります。逆に符号化レートが高い(3/4、7/8など)ほど効率よくデータを送れますが、ノイズに対する耐性が下がります。

符号化レートの選択は通信環境に応じて動的に切り替えられることがあります。

  • 電波状況が良好な場合:高い符号化レートで高速・多量のデータ送信を優先
  • 電波状況が悪い場合:低い符号化レートで信頼性を優先
  • アダプティブ符号化変調(ACM):衛星通信などで状況に応じて自動調整

地上デジタル放送や衛星放送、Wi-Fi、LTE・5Gなどの移動通信システムでは、変調方式(QPSK・QAMなど)と組み合わせてスループットと信頼性を最適化するために符号化レートが設計されます。エンジニアにとってはシステム設計における重要なパラメーターのひとつです。

使い方・例文

地上デジタル放送の規格では受信環境に応じた複数の符号化レートが定義されており、同じ伝送帯域でも設定によって映像品質と安定性のバランスが変わります。

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