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立原道造とは?

たちはらみちぞう

立原道造とは、昭和初期に活躍した日本の詩人・建築家で、24歳で夭逝しながらもソネット形式の叙情詩で独自の世界を確立し、「夢みたものは」などの作品で知られます。

立原道造(たちはら・みちぞう、1914〜1939年)は、東京都生まれの詩人・建築家です。東京帝国大学工学建築学科を卒業した建築家でありながら、同時に詩人として際立った才能を発揮し、24歳という若さで肺結核のために亡くなりました。

詩の師は萩原朔太郎であり、西洋のソネット形式を日本語に移植して独自の叙情世界を作り上げました。詩集は生前に『萱草に寄す』(1937年)と『暁と夕の詩』(1938年)の2冊を刊行しています。これらは夢と現実、愛と別れ、死の予感を柔らかな言葉で綴った作品群です。

立原道造の詩の特徴は以下のとおりです。

  • 14行詩(ソネット)という厳格な形式への取り組み
  • 音楽的なリズムと繊細な音韻の美しさ
  • 自然・季節・夢想を素材にした叙情性
  • 建築家らしい空間的・構造的な言語感覚

建築の世界でも「ヒアシンスハウス」と呼ばれる小さな休暇小屋のスケッチを残しており、実現はしませんでしたが、その夢想は後に復元模型として伝えられています。詩と建築の双方で才能を示した希有な芸術家として、今も多くの読者に愛されています。

使い方・例文

近代日本詩のアンソロジーや、夭折の芸術家を特集した文学誌で、立原道造の詩や生涯が紹介されることがあります。

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