空盒気圧計とは?
くうごうきあつけい
空盒気圧計とは、真空に近い金属製薄箱(アネロイド)の変形を利用して大気圧を測定する気圧計のことです。
空盒気圧計(くうごうきあつけい)は、アネロイド気圧計とも呼ばれる気圧測定器で、水銀や液体を使わずに気圧を計測できるのが最大の特徴です。「空盒(くうごう)」とは内部をほぼ真空にした薄い金属製の箱(アネロイドカプセル)を指し、この箱が大気圧の変化に応じて伸縮する仕組みを利用します。
動作原理は以下の通りです。大気圧が高まるとカプセルが押しつぶされ、低くなると膨らみます。この微小な変位をレバーや歯車などの機械的増幅機構を通じて指針に伝え、目盛盤上の気圧値として読み取ります。
空盒気圧計の利点として、水銀気圧計と比べて小型・軽量・安全(水銀不使用)であり、携帯性に優れる点が挙げられます。このため、登山用高度計・航空機の高度計・気象観測用などに広く採用されてきました。高度と気圧はほぼ反比例の関係にあるため、気圧計は高度計としても機能します。
現代ではデジタルセンサーを内蔵したスマートフォンや腕時計に気圧センサーが組み込まれ、登山アプリやアウトドア機器に活用されています。気象予報においても、気圧の上昇・下降は天気変化の重要な指標として用いられます。
使い方・例文
「登山中に空盒気圧計(高度計)で現在地の高度を確認する」「気圧が急落していることから天気悪化を予測する」という場面で用いられます。
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