移動教室とは?
いどうきょうしつ
授業ごとに教科専用の教室へ生徒が移動する仕組み、または宿泊を伴う校外学習行事を指す語で、地域により意味が異なる。
移動教室とは、主に学校教育において、生徒が授業科目ごとに専用の教室へ移動して受講する仕組みを指す言葉である。理科室・音楽室・美術室・技術室・家庭科室のように、実験器具や楽器、工作機械、調理設備などが必要な教科では、教室を固定せず生徒側が移動することで、限られた設備を効率よく共有して使うことができる。
一方で、地域や学校によっては「移動教室」がまったく別の意味で使われることがある。特に東京都をはじめとする一部の地域では、林間学校や臨海学校のように、児童・生徒が宿泊を伴って自然の中で学習や集団生活の体験を行う校外行事のことを慣習的に「移動教室」と呼んでいる。この場合、数日間にわたって学校を離れ、宿泊施設で共同生活を送りながら自然観察やハイキング、クラスやグループでの共同作業などを行う点が特徴である。
同じ「移動教室」という言葉でも、文脈によって「教室から教室への日常的な移動」と「宿泊を伴う校外学習行事」という異なる意味を持つため、どちらを指しているかは、使われる地域や学校の慣習、話の前後関係から判断する必要がある。
使い方・例文
「理科の授業は移動教室で行う」のように教室間の移動を指すこともあれば、「6年生は移動教室で高原へ2泊3日出かけた」のように宿泊行事を指すこともある。
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