真宗とは?
しんしゅう
真宗とは、鎌倉時代に親鸞によって開かれた浄土真宗の略称で、阿弥陀仏への信心を根本とする日本仏教の一派です。
真宗(しんしゅう)は、浄土真宗(じょうどしんしゅう)の略称として広く用いられる呼び方で、鎌倉時代の僧・親鸞(1173〜1262年)によって開かれた日本仏教の一大宗派です。「真実の宗教」「真実の教え」を意味する名称に、浄土往生を目指す宗旨としての誇りが込められています。
浄土真宗の核心にあるのは、他力本願の思想です。人間は煩悩に満ちた存在であり、自らの修行や善行によって悟りを開くことはできないという出発点に立ち、阿弥陀仏の本願(すべての衆生を救うという誓い)への絶対的な信心(信仰)こそが往生の根拠であると説きます。この信心を得ることを「信心決定(しんじんけつじょう)」と呼びます。
真宗の特徴的な教えと特色は以下の通りです。
- 念仏(南無阿弥陀仏)は感謝の表現であり、功徳を積む行為ではないとされる
- 僧侶の妻帯・肉食が認められ、在家と出家の垣根が低い
- 主要な教団として本願寺派(西本願寺)と大谷派(東本願寺)などがある
- 門徒(もんと)と呼ばれる信者組織が地域コミュニティに深く根付く
真宗は鎌倉時代以降に急速に民衆へ広まり、現在も日本最大の仏教宗派グループのひとつを形成しています。葬儀や法事などでの読経だけでなく、日常生活の信仰実践としても多くの人々に親しまれています。
使い方・例文
「真宗の教えでは、念仏は阿弥陀仏への感謝の表れとして称えるものとされている」のように、浄土真宗の教義を説明する文脈で使われます。
この用語をシェア
最終更新: