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相互貸借とは?

そうごたいしゃく

相互貸借とは、図書館同士が資料を融通し合うことで、利用者が自館にない資料を入手できる仕組みです。

相互貸借(ILL:Inter-Library Loan)とは、ある図書館が所蔵していない資料を、他の図書館から借り受けて利用者に提供する、図書館間の資料共有サービスです。

利用者がリクエストすると、図書館員がNACSIS-ILL(国立情報学研究所の図書館間相互協力システム)などのネットワークを通じて所蔵館を探し、現物の郵送またはコピーの送付を依頼します。国内図書館間だけでなく、海外機関との国際ILLも可能です。費用は実費や郵便料金の負担が発生する場合があり、館によって取り扱いが異なります。

相互貸借には現物貸借複写サービスの2種類があります。現物貸借は実際の資料を貸し出す方式で、複写サービスは著作権法の範囲内で資料の一部をコピーして提供する方式です。電子ジャーナルの普及後も、図書の現物貸借や古い文献の複写サービスとして需要が続いています。

相互貸借は、どの図書館も単独ですべての資料を所蔵することが不可能という現実を補う、図書館ネットワークの根幹をなす協力体制です。

使い方・例文

近隣の公共図書館に所蔵のない専門書を読みたいとき、相互貸借を申し込むと他の図書館から取り寄せてもらえる。

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