王立研究所(ロンドン)とは?
おうりつけんきゅうじょ
王立研究所(ロンドン)とは、1799年にイギリスで設立された科学研究と普及を目的とする歴史ある機関です。
王立研究所(The Royal Institution of Great Britain)は、1799年にベンジャミン・トンプソン(ランフォード伯爵)らによってロンドンに設立された科学機関です。正式名称に「グレートブリテン」を冠し、科学知識の普及と応用研究を使命としています。
同機関は単なる研究施設にとどまらず、一般市民向けの科学講演を積極的に行ってきた点が大きな特徴です。中でも毎年クリスマス時期に開催される「クリスマス・レクチャー」は1825年から続く伝統行事で、著名な科学者が子どもたちにわかりやすく科学を解説する場として広く知られています。
歴史上、同機関ゆかりの科学者は多岐にわたります。特に著名なのは次の人物たちです。
- ハンフリー・デービー——電気分解によりナトリウムやカリウムなどを発見
- マイケル・ファラデー——電磁誘導の法則を発見し、電気モーターや発電機の原理を確立
- ジョン・チンダル——光の散乱(チンダル現象)を研究
ロンドンのメイフェア地区アルベマール・ストリートに位置する本部建物は、19世紀初頭の建築をほぼ当時のまま残しており、図書館や博物館も併設されています。科学の大衆化と研究の両立という精神は現代まで受け継がれ、今日も講演や展示を通じて市民に科学を届けています。
使い方・例文
「マイケル・ファラデーは王立研究所(ロンドン)の研究員として電磁誘導の実験を行い、その成果を一般向け講演でも披露した」という形で、科学史の文脈で頻繁に登場します。
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