特別報告者とは?
とくべつほうこくしゃ
特別報告者とは、国連人権理事会が特定のテーマや国の人権状況を調査・監視・報告するために任命する独立した専門家のことです。
特別報告者(Special Rapporteur)とは、国連の人権保護メカニズムの一つで、国連人権理事会(Human Rights Council)から特定の人権問題の調査・報告を委任された独立した専門家を指します。
特別報告者は、政府や国連機関から独立した立場で活動し、無報酬のボランティアとして職務を遂行します。任命される専門家は、国際法・人権・医療・教育など各分野の第一人者が選ばれます。
その職務範囲は大きく2種類に分けられます。
- テーマ別特別報告者:拷問・表現の自由・女性への暴力・食料への権利など、特定の人権課題を世界規模で監視する
- 国別特別報告者:特定の国の人権状況を継続的に調査・報告する
特別報告者は対象国を訪問(国訪問)して調査を行い、国連人権理事会や国連総会に報告書を提出します。また政府やNGOとの対話、緊急の人権侵害に対する声明発出なども行います。法的拘束力はありませんが、国際世論への働きかけや外交的圧力として重要な役割を果たしています。
使い方・例文
「国連の拷問問題に関する特別報告者が当該国への訪問調査を実施し、報告書を人権理事会に提出した」といった国際人権ニュースで登場します。
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