燃料電池車とは?
ねんりょうでんちしゃ
燃料電池車とは、水素と酸素の化学反応で発電した電力でモーターを駆動して走る、排出物が水のみのクリーンな自動車です。
燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle)とは、水素を燃料として搭載し、燃料電池スタック内で水素と空気中の酸素を化学反応させることで電気を発生させ、その電力でモーターを動かして走行する自動車です。化学反応の生成物は水(水蒸気)のみであり、走行中にCO₂や有害物質を一切排出しないことから「究極のエコカー」とも呼ばれます。
燃料電池車の仕組みを簡単に説明すると、以下のような流れになります。
- 高圧タンクに貯蔵された水素をスタック(燃料電池)に供給する。
- スタック内で水素と酸素が反応し、電気と水が生成される。
- 生成した電気でモーターを回し、駆動力を得る。
- 余剰電力はバッテリーに一時蓄えられ、加速時などに補助として使われる。
燃料電池車の主な利点は、充填時間が3〜5分程度と短く、一回の充填で数百km走行できる航続距離の長さです。一方、水素ステーションのインフラ整備が遅れていることや、車両価格がまだ高い点が普及の課題です。トヨタのMIRAI、ホンダのClarityなどが代表的な市販モデルとして知られています。
使い方・例文
「燃料電池車は水素を充填するだけで走れるため、給油時間が短く、長距離ドライブにも適している」のように、次世代自動車の解説や環境問題の文脈で使われます。
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