為替介入とは?
かわせかいにゅう
為替介入とは、政府や中央銀行が自国通貨の急激な変動を抑えるために、外国為替市場で通貨の売買を行う政策のことです。
為替介入(かわせかいにゅう)とは、政府や中央銀行が外国為替市場において、自国通貨の相場を安定させる目的で通貨の売買を行う政策的な操作のことです。「外国為替平衡操作」とも呼ばれます。
為替相場が極端に動くと、輸出入企業や経済全体に大きな影響が出ます。たとえば急激な円高が続けば輸出企業の収益が悪化し、急激な円安が続けば輸入コストが跳ね上がって物価上昇を招きます。こうした行き過ぎた変動を緩和するために、当局が市場に介入します。
介入の方法としては主に二種類があります。
- 円売り・ドル買い介入:急激な円高が進む局面で行われ、円の供給を増やすことで円相場を引き下げる
- 円買い・ドル売り介入:急激な円安が進む局面で行われ、円の需要を高めて円相場を引き上げる
日本では財務大臣が為替介入の指示権限を持ち、日本銀行が実際の市場操作を担当します。単独で行う「単独介入」のほか、複数の国が協調して行う「協調介入」もあります。ただし、為替介入の効果には限界があり、市場の大きなトレンドに逆らい続けることは難しいとされています。G7などの国際的な取り決めにより、恣意的な介入は牽制されることもあります。
使い方・例文
円が急速に安くなり「1ドル160円」に近づいた局面で、財務省が「行き過ぎた動きには適切に対応する」と発言しながら市場で円買い・ドル売りを行う場面が、為替介入の典型的なケースです。
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