深澤直人とは?
ふかさわなおと
深澤直人とは、「without thought(考えなくても使える)」を哲学とする日本を代表するプロダクトデザイナーで、無印良品のデザインアドバイザーとしても知られる人物です。
深澤直人(ふかさわ なおと、1956年生まれ)は、山梨県出身のインダストリアルデザイナーです。多摩美術大学プロダクトデザイン学科を卒業後、セイコーエプソンに就職し、その後アメリカのIDEO社サンフランシスコ・スタジオに移籍。2003年に帰国し「深澤直人デザイン」(現NAOTO FUKASAWA DESIGN)を設立しました。
深澤の核心にある思想は「without thought(考えずに使える)」です。人間が無意識のうちに行う行動(アフォーダンス)に寄り添い、説明書を読まなくても直感的に使えるデザインを追求します。その背景には、人とモノの関係を「認知」レベルではなく「感覚」レベルで結びつけようとする姿勢があります。
代表的な仕事や概念には以下のものがあります。
- 無印良品のCDプレーヤー:換気扇のひもを引くイメージで操作する壁掛け型
- バナナの形にインスパイアされたケータイのデザイン
- ジャスパー・モリソンとの共同提唱「スーパーノーマル」展(2006年)
- 東京都の公共交通や大手家電メーカーとの多数のプロジェクト
2008年より武蔵野美術大学教授も務め、日本グッドデザイン賞の審査委員長を長く歴任しました。欧米のデザイン界でも高く評価されており、イタリアのB&B Italiaや英国のPlusdrawer、スイスのWatchmakerなど国際的ブランドとも協働しています。日本のプロダクトデザインが国際基準で評価される礎を作った一人として位置づけられています。
使い方・例文
無印良品の売り場で「なぜかすぐ使い方がわかる」と感じる製品の多くに、深澤直人のデザイン監修が入っています。
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