本文へスキップ

液状化現象とは?

えきじょうかげんしょう

「現象」の用語まとめを見る

液状化現象とは、地震の振動によって地中の砂質地盤が水と混ざり合い、まるで液体のように流動化する地盤災害のことです。

液状化現象(えきじょうかげんしょう)とは、地震動によって地盤中の砂の粒子間の結合力が失われ、砂粒が地下水とともに流動化してしまう現象です。英語では「liquefaction(リキファクション)」と呼ばれます。

液状化は、以下の条件が重なる場所で発生しやすいとされています。

  • 地下水位が浅い(地表から数メートル以内)
  • 均一で粒子が細かい砂質地盤
  • 埋め立て地・河川沿い・海岸近くなど自然に堆積・人工造成された地盤
  • 一定以上の規模の地震(概ねマグニチュード6以上)が発生した場合

液状化が起きると、地盤が支持力を失い、建物の沈下・傾斜、道路の亀裂・陥没、マンホールや水道管の浮き上がり、砂や泥水の噴出(噴砂)などの被害が生じます。過去には1964年の新潟地震、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災において大規模な液状化被害が記録されました。

対策としては、建物の杭基礎を支持層まで延ばす方法、地盤改良(締め固め・薬液注入・グラベルドレーン工法など)、地下水位の低下といった工法が活用されます。自治体によっては液状化ハザードマップを公開しており、住宅購入などの際の参考情報として利用できます。

使い方・例文

大地震の後に埋め立て地の住宅街でマンホールが地面から1メートル近く浮き上がり、周囲の道路が波打って沈下した場合、これは液状化現象によって地盤が支持力を失ったことが原因として報告されることがあります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語