消印貨幣とは?
けしいんかへい
消印貨幣とは、郵便切手のように消印(スタンプ)が押されたコインや紙幣のことで、通貨としての流通は終わったが収集品・記念品として価値を持つものを指します。
消印貨幣(しょういんかへい)とは、硬貨や紙幣に公式あるいは非公式の消印・刻印が施された貨幣の総称です。「消印(スタンプ)が押された貨幣」という意味合いから、コインスタンプ(Coin Stamp)や刻印貨幣とも呼ばれることがあります。
消印貨幣が生まれる主な背景には以下のものがあります。
- 政府・中央銀行による証明:外国貨幣の国内流通を認める際に正規品の証としてスタンプを押した歴史的事例
- 観光・記念目的:観光地や博覧会でコインに特殊な絵柄を圧印し、記念品として販売するもの(プレスコインなど)
- 商業利用の痕跡:江戸〜明治時代の日本など、商人が真贋確認や計量後の信用証明として独自の打刻を施したコイン
歴史的に見ると、日本では幕末から明治初期にかけて、外国銀貨(メキシコドルなど)に両替商や商人が「証明打刻」を施したものが流通しており、これらは現在コレクターの間で高い価値を持ちます。
現代では、観光スポットや博物館に設置された「記念メダル刻印機」でコインに模様を圧延したものが消印貨幣の一形態として親しまれており、コイン収集(ニュミスマティクス)の分野でも収集対象となっています。
使い方・例文
旅行先の博物館で100円玉を入れてハンドルを回すと恐竜の絵が圧印される機械を使った場合、できあがったものが消印貨幣(記念圧印コイン)のひとつです。
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