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浪越徳治郎とは?

なみこしとくじろう

浪越徳治郎とは、20世紀日本指圧を体系化・普及させた指圧の第一人者であり、「指圧の心は母心」という言葉で知られる人物です。

浪越徳治郎(なみこし とくじろう、1905〜2000年)は、日本指圧(Japanese Shiatsu)の創始者として国内外に知られる治療師です。高知県に生まれ、幼少期に母親のリウマチを自分の指圧で和らげた経験から治療に目覚めたとされています。

1925年に北海道・札幌で指圧診療所を開設し、その後1940年に東京で「日本指圧学校」を創立しました。従来の按摩・マッサージとは区別される独自の「浪越指圧」を体系化し、親指・手のひらによる垂直圧を基本とする技術を確立しました。1955年には指圧が日本の法律(あん摩マッサージ指圧師法)で正式に認められる際に尽力し、指圧の国家資格制度の礎を築きました。

国際的な活動でも知られ、マリリン・モンローやモハメド・アリなど世界的著名人を施術したエピソードが伝えられています。これらの活動を通じて指圧を海外に紹介し、「Shiatsu」という言葉が英語圏でも広まるきっかけをつくりました。

「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」という言葉は浪越が残した有名なフレーズで、温かみのある施術の心得を表すものとして今も語り継がれています。彼の創設した日本指圧専門学校は現在も東京で指圧師を育成しており、浪越の遺産は現代の指圧界に引き継がれています。

使い方・例文

指圧の歴史や資格制度について調べるとき、あるいは「Shiatsu」という言葉の起源を学ぶ文脈で浪越徳治郎の名前が登場します。

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