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浄土信仰とは?

じょうどしんこう

浄土信仰とは、阿弥陀仏の極楽浄土への往生を願い、念仏中心とした修行で救済を求める仏教の信仰形態です。

浄土信仰(じょうどしんこう)とは、阿弥陀仏(アミターバ)が西方に持つとされる「極楽浄土(ごくらくじょうど)」に死後往生(おうじょう)することを目標とし、その実現を念仏(ねんぶつ)などによって祈る仏教の信仰体系です。

インド仏教の『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』(浄土三部経)に経典根拠があり、阿弥陀仏は「すべての衆生を救う」という本願(ほんがん)を立てたとされます。中国で善導(ぜんどう)、日本では法然(ほうねん)・親鸞(しんらん)・一遍(いっぺん)らによって独自の発展を遂げ、浄土宗・浄土真宗・時宗など多くの宗派を生みました。

浄土信仰の特徴は「他力本願」の考え方にあります。自力の修行によって悟りを開くことが難しい末法の時代においても、阿弥陀仏の慈悲の力(他力)に委ねることで誰もが救われるという平等な救済観が、庶民や武士階級にも広く受け入れられました。

「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」という念仏は最も代表的な実践であり、日本の宗教・文化・芸術に深く根づいています。現代でも浄土系宗派は日本仏教の大きな柱を担っています。

使い方・例文

葬儀や法要で「南無阿弥陀仏」と唱える慣習は、浄土信仰に基づくものです。「極楽往生」という言葉も、浄土信仰が日常語として定着した例のひとつです。

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